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No.26 不動産投資ローンと住宅ローンの違い
2020.04.22 | by select
不動産投資ローンと住宅ローンでは、多くの違いがあります。
違いを知らずにいると、明確な返済計画を立てられない上に、審査に落ちる可能性も高くなります。
ここでは、不動産投資ローンと住宅ローンの違いについて、確認していきましょう。
不動産投資ローンとは
不動産投資ローンとは、その名の通り、
不動産投資専用のローンのことで、アパートローンとも呼ばれています。
不動産投資を目的としたアパートやマンションを購入、建設、リフォーム等するために、利用するローンです。
不動産投資ローンは、都市銀行や地方銀行、信用金庫や信託銀行など、
さまざまな金融機関が取り扱っており、融資を受けるためには審査通過が必要になります。
不動産投資ローンと住宅ローンの違い
不動産ローンと住宅ローンは、さまざまな点で違いがあります。
主な違いは、以下5点です。
- 借入目的
- 融資金利
- 返済原資
- 返済年数
- 審査ポイント
それぞれの違いについて、紹介していきます。
●借入目的
不動産投資ローンと住宅ローンでは、借入目的が違います。
不動産投資ローンは、マンションやアパートなどを購入・建設し、運用して
収益を得るために借り入れをするローンです。
一方で、住宅ローンは、自宅を購入するためのローンになります。
このように、不動産投資ローンは物件を運用して収益を得ること、
住宅ローンは自宅を購入することを目的としている点が違いです。
●融資金利
不動産投資ローンと住宅ローンでは、融資金利も違います。
金融機関によっても異なりますが、金利相場は、
不動産投資ローンは年1.0%〜年3.5%程度、
住宅ローンは年0.5%〜年2.0%程度です。
不動産投資ローンの融資金利は、住宅ローンよりも高くなります。
●返済原資
不動産投資ローンと住宅ローンでは、返済原資にも違いがあります。
不動産投資ローンは、毎月の家賃収入からローン返済をするのが一般的です。
一方、住宅ローンは毎月の給料が返済原資になります。
●返済年数
返済年数も、不動産投資ローンと住宅ローンで違いがあります。
不動産投資ローンは、建物の耐用年数によって返済期間が変わるのに対し、
住宅ローンは最長35年が一般的です。
最近では耐用年数以上の返済期間で組める不動産投資ローンや
40年で組むことが出来る住宅ローンなど様々な商品もあります。
●審査ポイント
審査ポイントについても、不動産投資ローンと住宅ローンでは違いがあります。
不動産投資ローンの場合は、物件の収益性や担保価値が重要なのに対し、
住宅ローンは契約者の返済能力を重視しています。
不動産投資ローンと住宅ローンでは、このような違いがあることを把握しておきましょう。
まとめ
ここでは、不動産投資ローンと住宅ローンの違いについて紹介しました。
借入目的や融資金利など、不動産投資ローンと住宅ローンは、
さまざまな違いがあることを理解して、利用するようにしてください。