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No.10 不動産投資を行う時に重要な3つの保険
2019.12.01 | by select
不動産投資を行うときに重要な保険。
今回は、3つの保険について触れてみましょう。
火災保険
まず必ず入っておきたいのが火災保険です。
火災保険は、基本的にローンの融資時の加入が義務化されていることが多いです。
但し、どの程度の保証をつけるのかは、自分の裁量で決まってくるので、
再建築費がどの程度かかるのかを想定しながら、加入する保険を選んでいきます。
また台風の多い地域であれば、風災や降水に対する被害の保険や
降雪量の多い東北地方や北海道であれば、雪の被害に対する保険も必要になってきます。
さらに耐震性がそれほど強固でない建物の場合は、地震保険の加入も考えなければいけません。
地震で建物が倒壊してしまった場合、自分の居住用住宅には自治体から見舞金が出ますが、
賃貸用物件に関しては見舞金は支給されません。
木造物件であれば、必ず地震保険にも加入しておきたいところです。
団体生命信用保険
こちらも基本的には融資とセットになっていることが多いですが、
融資を受ける金融機関によっては団体生命信用保険の加入が必須でないこともあります。
団体信用生命保険に加入していれば、ローンの返済中に死亡した場合、
借入金の残債が返済されます。
万が一の保険ということに加え、無借金の不動産投資物件を
遺族に残すことができる点が、何よりも一番大きなメリットです。
借金がなくなるだけではなく、毎月の収入を生み出してくれる資産を家族に残せます。
遺された家族への保障としては、生命保険よりも役立ってくれるかもしれません。
家賃保証会社
保険ではありませんが、家賃保証会社の加入も重要です。
保証会社の加入が必要になってくるのは、基本的に家賃が安い物件を運営する時です。
家賃が安い物件は、入居者も収入が低かったり、
不安定な人が多いため、家賃の滞納が起こりやすいのです。
家賃滞納リスクは、ある意味では空室リスクよりも大変危険なリスクです。
こんな時に家賃保証会社に加入していれば、家賃を回収し損なわずに
安定収入を得ることができます。
また連帯保証人を用意できない入居者に対して、
家賃保証会社の加入を条件に部屋を貸し出すことも可能です。
家賃保証会社を利用すれば、幅広い層を入居対象者にできるメリットがあるのです。