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No.22 満室経営のために押さえておきたい、3つのポイント
2020.02.22 | by select
アパートなどの収益不動産を所有した場合、
誰しもが自分の収入を増やすため、満室経営を目指したいと思うでしょう。
収益性を上げるには、常時満室の状態を維持することが重要です。
そこで満室状態を維持するために必要な3つのポイントをお伝えします。
契約更新の前に入居条件を良くする
多くの賃貸物件において、契約期間は2年となっています。
入居から2年経ったところで、その物件に住み続けるか、
その部屋から引っ越すかを決める人が多いのです。
そして引っ越しが多いシーズンは、年度の切り替わりである2~3月です。
そこで年度の切り替わりの前に、入居者が住み続けたくなるような施策を行いましょう。
例えば年末に防犯設備を充実させる、家賃を1,000円下げるなどの対策を行います。
そうすれば、入居者が新しい引っ越し先を探したくなる前に、
「この条件なら住み続けよう」と思ってくれるのです。
満室状態を維持するためには、なによりも退去を防ぐことが重要です。
そのためには入居者が考える前に、先手を打っていきましょう。
付近に大学があれば大学と交渉する
大学生は一人暮らしをする人が多く、
単身者向けアパートやマンションのターゲットとして、非常に重要な存在です。
もしあなたが所有するマンションやアパートの近くに大学があれば、
そこの生協や学生管理センターと物件情報の掲載を交渉してみましょう。
もし交渉でOKが出れば、例えば受験が終わった学生に対して自分の物件を斡旋してもらったり、
生協と提携して大学の掲示板であなたの物件をアピールすることが可能になるのです。
一度大学生が入ってくれれば、
4年間住み続けてくれる可能性が高く、安定した入居を確保できます。
大学や専門学校の学生の入居先になっておけば、満室を維持できる可能性が高くなるのです。
募集の多面の資料を自分で作成する
退去は必ず発生します。
よって、退去が発生した際にいかに次の入居者を確保するのかが大事になってきます。
そのためには自分で物件情報の書類を作ったり、
部屋の撮影をしたり、査定をすることを心掛けましょう。
部屋の魅力を一番知っているのは、その物件を所有しているあなたのはずです。
不動産会社に書類の作成や撮影を任せきりにするのではなく、
インスタ映えのように、自分で良いカメラを使って晴れた日に撮影したり、
部屋の中を装飾して撮影したりしましょう。
そういった魅力的な写真が物件情報サイトに掲載されれば、
その写真を見て「この部屋に住みたいな」と思ってくれる人も増えます。
その結果、入居者も決まりやすくなるでしょう。